フリーランスとして、デザインや動画制作の仕事をしていた私。
好きなものづくりを仕事にできることは、今でもとても幸せだと感じています。
でも、フリーランス一本で働いていた頃、ずっと気になっていたことがありました。
それは、毎月の収入が安定しないこと。
仕事がたくさん入る月もあれば、思うように入らない月もあります。
3人の子どもたちの習い事や、日々の生活にかかるお金を考えると、自分の収入の見通しが立たないことが、少しずつ精神的な負担になっていました。
そこで私が選んだのが、在宅パートを本業にしながら、フリーランスの仕事も続けるという働き方です。
現在は、フルリモートのグラフィックデザイナーとしてパート勤務をしながら、個人でもデザインや動画制作の仕事をしています。
今回は、フリーランス一本をやめた理由と、在宅パートを始めて感じた変化、そして仕事・家事・育児を両立するうえで大切にしていることをお話しします。
「リモートで働く」シリーズ第2弾!
前回の記事では、3児の母である私が、子育てをしながらフルリモートで働く日常や、実際に感じたことを紹介しています。

フリーランス一本で働いていた頃の悩み
好きな仕事でも、収入の波は大きかった
フリーランスの仕事は、クライアントによって依頼の内容も納期もさまざま。
複数の案件が重なって忙しい時期もあれば、仕事が落ち着く時期もあります。
もちろん、忙しい月はその分収入が増えることもあります。
でも、毎月同じように仕事が入るとは限りません。
翌月の仕事量が読めず、収入がどのくらいになるのか分からない。
この不安定さが、私にとって一番の悩みでした。
子どもたちの成長とともに、安定した収入がほしくなった
わが家には3人の子どもがいます。
子どもたちが成長するにつれて、習い事や日々の出費も増えていきます。
そんな中、私自身の収入が月によって大きく変わることに、負担を感じるようになりました。
「今月はこれくらい収入があるから大丈夫!」
と思えても、来月はどうなるか分からない。
仕事そのものは楽しいのに、収入のことを考えると不安になる。
そこで、毎月ある程度の収入を見込める仕事を持ちたいと考えるようになりました。
フリーランスを辞めるという選択肢はなかった
好きなものづくりの仕事は続けたい!
安定した収入がほしいと思っても、フリーランスの仕事を辞めるつもりはありませんでした。
なぜなら、私はやっぱりものづくりが好きだから!
デザインを考えたり、動画を編集したり。
試行錯誤しながらひとつのものを完成させる時間が好きです。
そして、自分が制作したものが実際に世の中に出ているのを見ると、何度経験してもうれしい!
だからこそ、フリーランスを辞めて別の仕事に就くのではなく、好きな制作を続けながら、安定した収入も得られる働き方を探すことにしました。
正社員ではなく、パートを選んだ理由
仕事を探すうえで、私が譲れなかった条件は2つありました。
- フルリモートで働けること
- クリエイティブな仕事であること
子どもたちの習い事の送迎や、学校・保育園の行事を考えると、フルタイムで働くことは現実的ではありませんでした。
また、フリーランスの仕事も続けたいので、そちらの制作時間も確保する必要があります。
そのため、今の私には正社員よりもパートという働き方が合っていると考えました。
そして、もうひとつこだわったのが仕事内容。
フルリモートであれば何でもいい、というわけではありません。
これまで培ってきた経験を生かしながら、好きなものづくりに関わっていたかったんです。
こうして、フルリモートのクリエイティブ職を探し始めました。
在宅パートを始めて変わったこと
毎月の収入に見通しが立つ安心感
在宅パートを始めて、まず大きく変わったのは収入面です。
パートでは、勤務時間に応じて毎月ある程度の収入が見込めます。
もちろん、勤務日数などによって金額は変わりますが、フリーランス一本だった頃と比べると、収入の見通しが立てやすくなりました。
そして、フリーランスの仕事も引き続き大切な収入源です。
パートとフリーランス。
どちらか一方ではなく、両方の収入で家計を支えています。
将来的には、パートの収入で家計を支え、フリーランスの収入を家族の娯楽費などに充てられるようになるのが理想!
まだそこまで実現できているわけではありませんが、ひとつの目標にしています。
一人で抱え込まず、仕事内容を共有できる
実際にパートを始めてみて、収入面以外にも「この働き方にしてよかった!」と思うことがありました。
それが、仕事を共有できる仲間がいること。
フリーランスとして制作していると、基本的には自分一人で考え、仕事を進めることが多くなります。
もちろん、クライアントとやり取りをすることはあります。
でも、同じ組織のメンバーとして、日々の仕事内容や進捗を共有しながら働くのとは少し違います。
現在は、広報のグラフィックデザイナーとして働いています。
制作について相談したり、仕事内容を共有したり。
広報メンバーと同じ方向を向いて仕事ができることは、私にとって大きな変化でした。
自分が取り組んでいることを理解してもらえたり、気持ちを共有できたりする。
一人で全部を抱え込まなくてもいいという安心感は、精神的にもありがたいものです。
自分とは違う視点のフィードバックがもらえる
もうひとつ、ありがたいと感じているのが、上司からのフィードバックです。
これまでの制作経験を生かして仕事をしていますが、自分とは違う観点から意見をもらうこともあります。
「そういう考え方もあるんだ!」
と、新しい発見があるんです。
自分一人では思いつかなかった考え方に触れることで、デザインへの向き合い方も少しずつブラッシュアップされていると感じています。
また、グラフィックデザイナーとして採用されましたが、チラシなどの印刷物だけでなく、Webサイトや動画制作にも携わらせていただいています。
これまでの経験を生かしながら、さまざまな制作に関われるのは本当にありがたいこと。
もちろん、これは今の職場環境に恵まれている部分も大きいと思います。
周りの方々には大変感謝しています。
フルリモートだからこそ、ON/OFFの切り替えを大切に
仕事も家事も育児も、すべて自宅が中心
フルリモートで働いていると、仕事場も生活する場所も同じです。
通勤時間がないのは大きなメリットですが、その分、仕事とプライベートの境界が曖昧になりやすいと感じています。
多くの方は、在宅パートとフリーランスの仕事に加えて、家事や育児もあります。
やることは毎日盛りだくさん!(笑)
だからこそ、大切にしているのがON/OFFの切り替えです。
パートの勤務時間はパートの仕事に集中し、フリーランスの制作は基本的にその前後に進めます。
家事をするときは家事、子どもたちの対応が必要なときは育児。
それぞれの時間を意識して切り替えるようにしています。
忙しいときこそ、時間を決めて集中!
もちろん、フリーランスの納期が重なることもあります。
そんなときは、朝型の私の得意分野!
朝4時頃に起きて、4時半頃から制作を始めることもあります。
ただし、ダラダラと作業するのではなく、
「6時まで!」
と終わりの時間を決めて集中します。
その後は朝ごはんの準備や洗濯、子どもたちの送り出しなど、いつもの朝が始まります。
土日に作業が必要なときは、夫にお願いして制作時間をもらうことも。
すべてを一人で何とかしようとせず、家族の協力も借りながら進めています。
やるときはやる。休むときは休む!
ただ、どんなに予定を立てていても、思いどおりにいかない日はあります。
子どもの体調不良などで、仕事を進めるのが難しい日も。
そんなときは、無理に全部をこなそうとしないことも大切だと思っています。
仕事をしながら子どもの対応もして、結局どちらも中途半端になってしまう。
それなら、思い切って仕事を休んだ方がいいこともあります。
やるときはやる。休むときは休む!
これは、パートとフリーランスの切り替えだけでなく、家事や育児にも共通する、私の大切にしている考え方です。
仕事をする時間には集中する。
家事や育児が必要なときは、そちらに向き合う。
そして、休むと決めたときは休む。
すべてを同時に完璧にこなそうとするよりも、そのときに必要なことに気持ちを切り替える。
フルリモートで働き続けるうえで、このメリハリはとても大切だと感じています。
パートもフリーランスも、私にとって大切な仕事
パートを始めたことで、フリーランスの仕事をする時間は以前より限られるようになりました。
その分、制作に使える時間を考えながら、仕事を進める必要があります。
でも、フリーランスを辞めようとは思っていません。
パートでは、広報メンバーと仕事を共有しながら制作する楽しさがあります。
一方、フリーランスでは、クライアントから依頼を受け、自分で考えながら制作を進めていく楽しさがあります。
働き方は違っても、どちらも好きなものづくりの仕事です。
そして、どちらも家計を支える大切な収入。
今後はフリーランスの仕事をもっと効率よく進めながら、無理のない形で両立を続けていきたいと思っています。
まとめ|好きな仕事を続けるために、働き方を変えた
フリーランス一本で働いていた頃は、毎月の収入が読めないことが大きな悩みでした。
そこで選んだのが、フルリモートのパートとフリーランスを両立する働き方です。
最初は収入を安定させることが一番の目的でした。
でも、実際にパートを始めてみると、仕事内容を共有できる仲間ができたり、自分とは違う視点のフィードバックをもらえたりと、収入以外にも得られるものがありました。
もちろん、2つの仕事と家事・育児を両立するのは、簡単なことばかりではありません。
だからこそ、ON/OFFの切り替えを大切にしています。
やるときはやる。休むときは休む!
私がフリーランス一本をやめたのは、ものづくりの仕事を諦めたからではありません。
むしろ、これからも好きな仕事を続けていきたかったから。
働き方は、ひとつに決めなくてもいい。
自分の生活や大切にしたいことに合わせて、働き方を組み合わせるという選択肢もあります。
今の私には、この働き方が合っていると感じています。
同じようにフリーランスの働き方や収入面で悩んでいる方にとって、ひとつの参考になればうれしいです。


