「簿記は高校と大学で習ったし、帳簿くらい自分で作れるでしょ!」
そんな自信から始まった、フリーランス1年目の会計管理。
Excelに取引を入力して、仕訳をして、集計表も自動で作れるようにして……。
うんうん、これならいけそう!
と思ったのも束の間。
あれ?数字が合わない……。
しかも、ようやく帳簿を作ったところで気づいたんです。
「これ、確定申告の書類にも転記しなきゃいけないの!?」
……Ω\ζ°)チーン。
そこで初めて、会計ソフトの導入を考えました。
実際に無料アカウントを作って試したのは、freee・マネーフォワード・弥生の3社。
その中で、私が選んだのは**「やよいの青色申告 オンライン」**でした。
今回は、簿記経験者の私が、なぜ弥生を選んだのかを、開業初年度の失敗談も交えながら紹介します!
フリーランス1年目、Excelで帳簿を自作しようとした話
簿記を習っていたから、仕訳には自信があった!
私は高校と大学で簿記を学び、日商簿記2級も取得しています。
借方・貸方を使った仕訳も、試算表などの帳簿の仕組みも、一通り勉強してきた経験があります。
だからこそ、フリーランスとして開業したときも、会計についてはそれほど心配していませんでした。
「簿記2級も持ってるし、Excelで帳簿くらい作れるでしょ!」
……なんて思っていたんです(笑)
仕訳から集計表まで、自動で作ろうとした結果……
まずはExcelに、日付・取引内容・勘定科目・金額を入力。
その仕訳データをもとに、別のシートへ自動で集計できるように計算式を組みました。
「これ、簿記の授業でやったやつだ!」
なんて、ちょっと楽しくなっていたんですが……。
いざ集計してみると、数字が合わない。
計算式を見直したり、入力した取引を確認したり。
帳簿をつけたいだけなのに、いつの間にかExcelの修正に時間を使っていました。
しかも、ふと気づいたんです。
「この帳簿が完成しても、確定申告用の書類は別に作るの?」
そうなんです。
帳簿を作ることと、申告に必要な書類を準備することは、別の作業。
自分で作れないわけではないけれど、毎年これを続けるのは大変そう……。
簿記の知識があることと、会計業務を効率よく進められることは別!
開業初年度に、身をもって実感しました(笑)
freee・マネーフォワード・弥生を実際に試してみた
無料で使える範囲で3社を比較
Excelでの管理に限界を感じ、会計ソフトを探し始めました。
候補にしたのは、次の3つです。
試した会計ソフト
- freee会計
- マネーフォワード クラウド確定申告
- やよいの青色申告 オンライン
3社とも実際にアカウントを作り、無料で使える範囲で操作してみました。
料金や知名度だけで決めるのではなく、まずは自分で触ってみたかったんです。
freeeとマネーフォワードが悪かったわけではない
実際に使ってみて感じたのは、会計ソフトによって入力画面や操作の考え方が違うということ。
私は複式簿記を学んできたので、借方・貸方を意識しながら仕訳する方法に慣れています。
一方、当時試したfreeeやマネーフォワードの入力方法は、私が普段使いたい形とは少し違いました。
「こういう入力方法もあるのか〜」
と思いつつ、どうしても慣れ親しんだ仕訳の形で入力したくなってしまう。
もちろん、両社とも複式簿記に対応しています。
ただ、当時の私が試した操作方法では、少ししっくりこなかったという話です。
実際、同じフリーランスで働いている友人にもfreeeが使いやすいという人や、マネーフォワードが合っているという人がいます。
だからこそ、会計ソフト選びは人それぞれ。
自分が使いやすいと思えるものを選ぶのが一番だと思っています。
私が「やよいの青色申告 オンライン」を選んだ理由
① 習ってきた複式簿記の感覚で仕訳できた
3社を試して、私が一番使いやすいと感じたのが弥生でした。
理由はとてもシンプル。
借方・貸方を使った、慣れ親しんだ形で仕訳を入力できたから!
高校と大学で勉強してきた方法と感覚が近く、操作に迷いにくかったんです。
「あ、これなら続けられそう!」
そう思えたのが大きな決め手でした。
私にとっては、機能の多さよりも、日々の仕訳がストレスなくできることが重要だったんです。
② 帳簿から確定申告までつながっている
Excelで管理していた頃、一番面倒に感じたのが、帳簿と確定申告書類を別々に準備することでした。
その点、やよいの青色申告 オンラインは、日々の取引を入力したデータを使って、青色申告決算書や確定申告書を作成できます。
e-Taxによる電子申告にも対応しています。
もちろん、申告前には入力内容や控除などを確認する必要があります。
それでも、帳簿を作って、集計して、さらに申告書類へ転記して……という作業を一から自分で組み立てなくていい!
これは本当に助かりました。
③ 初年度無料で試せた
そして、もうひとつ大きかったのが料金です。
私が導入したときも、初年度無料のキャンペーンを利用できました。
まずは1年間使ってみて、自分に合うかどうか判断できる。
開業したばかりで、できるだけ固定費を抑えたかった私にはありがたい仕組みでした。
結果として使いやすかったので、2年目からは有料プランで継続しています。
▼ 青色申告オンラインの公式サイトはこちら
実際に使い続けて感じたメリット
勘定科目が分かりやすく、仕訳しやすい
使い続けていて感じるのは、やっぱり日々の入力のしやすさ。
私の場合、取引を見て「これはこの勘定科目だな」と考えながら仕訳するのが自然なので、弥生の入力方法が合っています。
会計ソフトは、一度導入したら何度も使うもの。
毎回の小さな使いやすさが、長く続けられる理由になると感じています。
減価償却の管理も助かっている
もうひとつ便利なのが、固定資産の管理です。
事業で使う機材など、減価償却が必要な資産を登録しておくと、減価償却費の計算や管理をサポートしてくれます。
毎年、自分で計算し直す手間が減るのはありがたい!
もちろん、資産の種類や取得金額、事業で使う割合など、最初の登録内容は正しく設定する必要があります。
また、こうした機能は弥生だけのものではありません。
あくまで、私が実際に使って便利だと感じている機能のひとつです。
インボイス登録後も使い続けている
私は開業して半年ほど経ってから、適格請求書発行事業者(インボイス発行事業者)として登録しました。
つまり、会計ソフトを選んだのが先で、インボイス登録はその後です。
インボイス登録によって、消費税の申告も必要になりました。
やよいの青色申告 オンラインは、インボイス制度への対応や消費税申告書の作成にも対応しています。
ただし、インボイス登録をした人全員が同じ方法で消費税を計算するわけではありません。
私自身は2025年分の申告で2割特例を利用しましたが、適用できる制度は年分や事業者の状況によって異なります。
このあたりは制度の変更もあるので、別の記事で詳しく紹介したいと思っています。
所得税の青色申告と、インボイス登録に伴う消費税申告は別のもの。
会計ソフトを選ぶときは、現在の申告方法だけでなく、今後必要になる機能も確認しておくと安心です。
料金は上がっているけれど、私は継続する価値があると思う
ここまで弥生のよかったところを書いてきましたが、気になることもあります。
それは、利用料金。
使い始めた頃と比べると、継続にかかる費用が上がっているのは正直ちょっと痛い……。
フリーランスにとって、毎年発生する固定費はできるだけ抑えたいものです。
それでも、私は今のところ使い続けるつもりです。
自分で帳簿を作っていた頃の手間を考えると、会計ソフトに任せられる部分が増えたことは大きなメリット。
また、最近はWebサービスのセキュリティについても気になることが増えました。
もちろん、料金が上がったからといって、必ずセキュリティが強化されるとは限りません。
それでも、安心して使い続けられるサービスであるために、開発や保守、セキュリティ対策にしっかり取り組んでもらえるなら、必要な費用だとも思っています。
私は、時間と手間を減らすための価値ある課金だと考えています!
弥生には白色申告・青色申告・法人向けのサービスも
ここまで紹介してきたのは、私が実際に利用している「やよいの青色申告 オンライン」です。
ただ、弥生にはほかにも会計サービスがあります。
事業の形や申告方法によって、選ぶサービスが変わります。
白色申告の個人事業主向け
やよいの白色申告 オンライン
白色申告を行う個人事業主向けのクラウドサービスです。
無料で使い続けられるフリープランも用意されています。
青色申告の個人事業主向け
やよいの青色申告 オンライン
私が使っているのはこちら。
日々の記帳から青色申告決算書・確定申告書の作成まで対応しています。
初年度無料のキャンペーンもありますが、対象プランや適用条件は申し込み前に確認してください。
法人向け
弥生会計 Next
法人向けのクラウド会計サービスです。
会計帳簿や決算書の作成など、法人の経理業務に対応しています。
※白色申告オンラインと法人向けサービスについては、私自身の使用レビューではなく、公式サイトの情報をもとに紹介しています。
どのサービスを選ぶかは、個人事業主か法人か、白色申告か青色申告かなどによって変わります。
また、青色申告オンラインでも白色申告に対応しているため、サービス名だけでなく機能や料金を確認して選ぶのがおすすめです。
まとめ|会計ソフトは自分が使いやすいものを選ぼう!
開業初年度、簿記の知識があるからとExcelで帳簿を自作しようとした私。
ところが、集計が合わず、確定申告書類の準備も必要だと気づいて、会計ソフトを導入することにしました。
実際にfreee・マネーフォワード・弥生の3社を試した結果、私が選んだのは「やよいの青色申告 オンライン」。
理由をまとめると、次のとおりです。
弥生を選んでよかったこと
- 習ってきた複式簿記の形で仕訳しやすい
- 帳簿から確定申告書類の作成までつながっている
- 初年度無料で使い始められた
- 減価償却などの管理機能が便利
- インボイス制度にも対応している
ただし、これはあくまで私の場合。
簿記の知識がない方なら、別の入力方法の方が使いやすいかもしれません。
freeeが合う人もいれば、マネーフォワードが合う人もいます。
だからこそ、会計ソフトは評判だけで決めず、実際に触って自分に合うものを選んでほしいと思っています。
私も3社を試したからこそ、納得して弥生を選ぶことができました。
そして、今では毎年の会計管理に欠かせない存在です。
これからフリーランスとして開業する方や、会計ソフトの導入を考えている方の参考になればうれしいです!
会計管理をこれから始める方は、前の記事もぜひ読んでみてください。



