子育てをしながら働いていると、仕事と家庭の両立について考えることがありませんか?
仕事は続けたい。でも、子どもとの時間も大切にしたい。
私も以前は、そんな気持ちを抱えながらフル出社で働いていました。
現在は、3人の子どもを育てながら、フルリモートのパート勤務とフリーランスの仕事を組み合わせて働いています。
在宅でグラフィックデザインの仕事をしながら、Webや動画などの制作も担当。パート以外の時間には、個人でお受けしている制作の仕事もしています。
在宅ワークを検討している方や、子育てと仕事の両立に悩んでいる方の参考になればうれしいです。
フル出社で働いていたころ、家族の生活に無理が出始めた
以前の私は、テーマパークのエンターテインメントを裏方として支える仕事をしていました。
やりがいのある仕事でしたが、基本的には出社が必要な働き方。
3人目の育休中にWebデザインを学び、副業として在宅での制作を始めました。
育休が明けてからも副業を続け、早朝や深夜、通勤中の時間を使いながら、少しずつ継続的に収入を得られるようになりました。
ただ、本業と副業、そして3人の子育てを同時に続ける生活は、決して余裕のあるものではありませんでした。
当時、長女は小学1年生。下の2人は保育園児。
延長保育や学童を利用しながら、夫婦でなんとか毎日を回していました。
それうちに、子どもたちの様子に変化が出始めました。
長時間の預かりが続く生活の中で、子どもたちにも負担がかかっているように感じることが増えたのです。
「やってみたい」と言われた習い事も、送迎の時間が合わず、なかなか始めさせてあげられませんでした。
土日に出勤する可能性もあり、夫も疲れ切っていました。
さらに、コロナ禍を経て仕事の環境も変わり、以前ほどやりがいを感じられなくなっていた時期でもありました。
仕事を続けることも大切。でも、今の働き方をこのまま続けていいのだろうか。
いろいろなことが重なり、働き方そのものを見直すようになりました。
在宅での制作経験が、転職を考える後押しになった
すぐに退職を決められたわけではありません。
ただ、育休中に始めたデザインの副業は、少しずつ仕事として続けられるようになっていました。
退職を考えるころには、フリーランスとしての制作経験も約2年。
月によって収入に波はありましたが、本業の収入を補えるようになり、調子の良い月には本業に近い金額を得られることもありました。
もちろん、その分だけ自分の時間や体力を使っていたので、決して楽に稼げていたわけではありません(笑)
それでも、「これまで積み重ねてきた制作経験を活かして、在宅で働く道もあるかもしれない」と思えるようになりました。
退職後はハローワークを利用して、フルリモートで働けるクリエイティブ職を探しました。
書類選考で落ちたところもありましたが、無事に現在の職場から内定をいただきました。
今はフルリモートのパートとして、グラフィックデザインを中心に、Webや動画の制作にも携わっています。
副業から始めたデザインの経験が、今度は本業の働き方を変えるきっかけになりました。

フルリモートに変えて、家族の時間が増えた
働き方を変えて、一番大きかったのは通勤時間がなくなったことです。
以前は、出勤するための準備や移動に時間がかかっていました。
今は子どもたちを送り出してから自宅で仕事を始め、退勤後はそのままお迎えや習い事の送迎に向かえます。
子どもたちが「やってみたい」と言った習い事にも、以前より対応できるようになりました。
もちろん、すべての希望をかなえられるわけではありません。
それでも、通勤に使っていた時間を家族のために使えるようになったことは、わが家にとって大きな変化でした。
また、夫が毎朝の送り出しを必ず担当する必要もなくなり、仕事の予定を組みやすくなりました。
私が働き方を変えたことで、私だけでなく、家族全員の時間の使い方が変わりました。
これは、実際にリモートワークへ切り替えてみて、一番よかったと感じていることです。
3児の母・フルリモート勤務の1日
では、実際にどんな生活をしているのか。
平日の大まかな流れはこんな感じです。
起床後、朝食や身支度を済ませ、小学生を送り出します。
その後、保育園の送り出しをして仕事の準備。
洗濯物は、できるだけ勤務開始前に干しておきます。
パートの勤務開始までに時間がある日は、個人でお受けしている制作を進めます。
メールを確認したり、デザインを進めたり、そのとき抱えている案件に合わせて作業しています。
時間になったらパートの仕事を開始。
グラフィックデザインを中心に、Webや動画に関わる仕事もしています。
勤務時間中は基本的にパートの仕事に集中しています。
昼食をとりながら、朝の食器を片付けたり、夕飯の準備を進めたり。
晴れている日は洗濯物を取り込むこともあります。
午後も引き続き業務。
デザイン制作やメール対応などを進めます。作業に没頭していると時間を忘れがちなので、スマホのアラームを活用して、退勤時間を忘れないようにしています。
退勤後は、フリーランスの案件があれば制作を進めつつ、学童や保育園のお迎え、習い事の送迎へ。
習い事の待ち時間に買い物を済ませたり、状況によっては空いた時間を仕事に使ったりすることもあります。
わが家は基本的にお風呂が先。
夕飯、洗濯、片付け、翌日の準備をして、21時までの就寝を目指しています。
友人から「何人いるの?」と言われることもあります(笑)
でも、毎日きれいに予定どおり進むわけではありません!
家事をするのは、基本的に勤務時間の外
「在宅勤務なら、仕事の合間に家事もできるんでしょ?」と思われることもあるかもしれません。
でも、私の場合は勤務中に家事をする余裕はほとんどありません。
制作に集中していると、時間があっという間に過ぎてしまいます。
そのため、家事は勤務前・昼休み・退勤後に分けています。
在宅勤務でも、仕事の時間と家事の時間を分ける。
この考え方が、私には合っています。
ただ、作業に没頭しすぎて時間を忘れることもあるので、予定がある日はAlexaでアラームを設定しています。
「もうこんな時間!?」となるので、アラームにはかなり助けられています🤣
子どもが急に休んだときはどうしている?
子育て中の在宅ワークで、気になるのが子どもの体調不良ではないでしょうか。
わが家の場合、小学生なら様子を見ながら仕事ができることもあります。
一方、保育園児が家にいると、いつもどおり仕事を進めるのは難しいです。
そのため、園児組が休むときは、基本的に私もパートを休んで看病しています。
フリーランスの仕事で納期が迫っている場合は、子どもの様子を見ながら少しずつ進めることもあります。
でも、急ぎの仕事がなければ、看病を優先します。
在宅勤務だからといって、子どもを見ながら普段どおり働けるとは限りません。
子どもの年齢や体調、仕事内容によっても変わります。
ただ、発熱などで急に呼び出されたとき、通勤先から移動せずに対応できるのは本当に助かっています。
リモートワークにも大変なことはある
私にとってメリットの多い働き方ですが、もちろん良いことばかりではありません。
特に感じているのが、体を動かす時間が減ったことです。
以前は通勤や仕事中の移動で自然と歩いていましたが、今は自宅でパソコンに向かう時間がほとんど。
気づくと肩や首がガチガチになっています。
たまにテレビ体操をすることもありますが、作業に没頭していると、そのまま忘れてしまうことも(笑)
また、パートの仕事が終わっても、フリーランスの仕事に納期があれば制作を続けることになります。
通勤がなくなったからといって、仕事そのものが楽になるわけではありませんでした。
自分で仕事量を考えたり、休む時間を確保したりすることも大切だと感じています。
在宅で制作するために使っている仕事道具
私が自宅で仕事をするために使っている主な道具はこちらです。
- MacBook Pro:デザインから動画編集まで、制作の中心
- 外部モニター:作業画面を広く使うために活用
- iPad:外出先での作業や、自宅での追加画面として使用
- Wi-Fi環境:データのやり取りやオンラインでの仕事に必要
特に、私にとっては2画面で作業できる環境が欠かせません。
できれば、もう2画面欲しい・・・・
資料を見ながら制作したり、複数の画面を行き来したりするので、作業領域が広いだけでもかなり違います。
ちなみに、私はマウスをあまり使いません。
マウスまで手を移動するのが面倒なんです……。
せっかちな性格が出ています(笑)
知人に話したら「そこまでって・・・究極だね(笑)」と言われたこともあります。
キーボードやトラックパッドで操作する方が好きです!
道具の使い方は人それぞれですが、毎日使うものだからこそ、自分が作業しやすい環境を整えることは大切だと思います。
フリーランスとパートを組み合わせる働き方
現在の私は、フルリモートのパート勤務と、個人でお受けする制作の仕事を組み合わせています。
この働き方にも、私なりの理由があります。
フリーランスの仕事は、自分で仕事を選んだり、制作を進めたりできるところが魅力です。
一方で、仕事の依頼が増える月もあれば、減る月もあります。
パートとして働くことで、毎月の収入の見通しを立てやすくなりました。
さらに、今の職場では上司からグラフィックデザインについて教えていただく機会もあります。
ひとりで制作していると、自分の考えだけで進めてしまうこともあります。
だからこそ、別の視点から意見をもらい、学べる環境があることは、私にとって大きなメリットです。
収入の安定と、デザインを学び続けられる環境。
どちらも今の私には必要なものです。
もちろん、パートと副業を組み合わせれば、仕事量の調整が必要になります。
納期が重なると余裕がなくなることもありますが、それも含めて、今のわが家には合っている働き方だと感じています。
在宅で働きたいなら、まず「何を仕事にしたいか」から
「在宅で働きたい」と思ったとき、最初に考えてみてほしいのが、何をして働きたいかということです。
在宅ワークといっても、仕事内容はさまざま。
Webデザイン、動画編集、事務、営業、SNS運用など、仕事によって必要なスキルや働き方は違います。
私の場合は、制作することが好きだったので、デザインの勉強を続けることができました。
ただ、好きなことだから簡単だったわけではありません。
スクールを卒業しても仕事が取れず、営業やコンペへの応募を続けた時期もあります。
今も、新しいことを学んだり、制作物を見直したりすることは欠かせません。
「在宅で働けるから」だけではなく、「その仕事を続けていきたいと思えるか」も考えてみる。
最初から自分に合う仕事が分かるとは限りません。
気になる仕事を調べてみる。
必要なスキルを知る。
少し試してみる。
その中で、自分に合うかどうかを判断していくのもひとつの方法です。
いきなり大きく働き方を変えるのではなく、できることから試してみる。
私自身も、最初は育休中の副業から始めました。
そこで積み重ねた経験があったからこそ、フルリモートの仕事を探すという選択肢を持てたのだと思います。
自分に合う働き方は、家族によっても違う
フル出社で働くことにも、フルリモートで働くことにも、それぞれメリットがあります。
私の場合は、働き方を変えたことで、仕事を続けながら子どもたちの予定にも対応しやすくなりました。
夫の負担も変わり、家族全員の生活が以前より回りやすくなったと感じています。
そして、私自身も好きなクリエイティブの仕事を続けられています。
ただ、これはあくまで今のわが家に合っている働き方です。
子どもの年齢、家族の状況、仕事内容によって、合う働き方は変わると思います。
大切なのは、誰かの働き方をそのまま真似することではなく、自分と家族に合う形を見つけること。
私も、これから子どもたちが成長していく中で、また働き方を変えることがあるかもしれません。
そのときも、仕事を続けることと、家族の暮らしを大切にすること。
どちらかを最初から諦めるのではなく、その時々で自分たちに合う方法を考えていきたいと思っています。

