卒園記念品にオリジナルノートを制作

長女が保育園を卒園するとき、卒園記念品としてクラス15人分のオリジナルノートを作りました。

きっかけは、卒園後のパーティーについて係のみんなで相談していたときのこと。
候補に挙がったノートがかわいくて、「これいいね!」となったものの、人数分を用意すると予算オーバー。
ちょうどその頃、私はデザインの仕事を始めたばかりでした。

それなら、私にデザインさせてもらえないかな?

とお願いして、デザインから印刷会社への入稿まで担当させてもらうことになりました。

完成したのは、クラスカラーだった水色をベースに、保育園での思い出をたっぷり詰め込んだ一冊。
今見ると「ここはこうしたい!」と思うところもありますが、私にとっても思い出深い制作物です。

そして何より……
サイズで盛大にやらかしました(笑)
その失敗も含めて、オリジナルノートを作ったときのことをご紹介します。

目次

卒園記念品を予算内で用意したくて、オリジナル制作に

卒園記念品は、人数が増えるほど一人あたり数百円の差でも全体の金額が大きく変わります。
今回、係のメンバーで記念品を探している中で「このノートいいね!」と候補に挙がったものがありました。

ところが、15人分用意すると予算オーバー。
そこでふと思い出したのが、以前グラフィックデザイナーの友人から聞いた、オリジナルのクリアファイル制作を受注したという話でした。

クリアファイルをオリジナルで作れるなら、ノートも作れるんじゃない?

そう考えて印刷会社を調べてみると、オリジナルノートを作れることが分かりました。

それなら、私がデザインしてもいいですか!?

と提案したことから、今回のノート制作がスタートしました。

いくつかの出来事が重なっていなかったら、「卒園記念品のノートを自分でデザインしよう」という発想にはならなかったかもしれません。

クラスカラーの水色で「本当のノート」っぽく

デザインのベースカラーには、クラスカラーだった水色を選びました。
表紙は、学校で使う学習帳のようなデザインに。
そこへ集合写真を入れています。

ただ写真を印刷するだけではなく、「本当にこんな学習帳がありそう」と思えるようなデザインにしたかったんです。
表紙だけでなく、表紙の裏・裏表紙・裏表紙の裏まで、合計4面をオリジナルでデザインしました。

裏表紙には、一人ひとりの思い出写真を

裏表紙には、子どもたちの写真をチェキ風に配置しました。

たくさん写真を載せてもまとまりが出るようにしつつ、保育園での思い出を感じられるイラストも配置。
集合写真だけの記念品とはまた違って、ページを眺めるだけでも当時を思い出せるものになりました。
写真を集めるのはなかなか大変で、表紙に使いたかった集合写真も入稿期限ギリギリまで手元になく……。

最後の最後に園から、「見つけました!」と連絡をもらい、急いで差し替えて入稿したのも今では思い出です(笑)

写真を使った記念品を作る場合は、デザインそのものより写真集めに時間がかかることも。
入稿日から逆算して、できるだけ早めに写真を集めておくと安心です。

中面には、みんなで書き込めるページも

内側にもオリジナルページを作りました。

名前や誕生日、身長・体重、好きな給食、将来の夢などを書き込めるプロフィールページ。

みんなで自由にメッセージを書けるスペースも作りました。

このアイデアの元になったのは、私自身の小学校の卒業式。
卒業アルバムに友達同士でメッセージを書き合ったことを思い出して、「卒園のときにも、みんなで書き込めたら楽しそう」と思って作りました。

実際、卒園後のパーティーでは子どもたちがノートを広げて書き込んでくれました。

最大の失敗。A4ノート、想像以上にデカかった

そして、今回最大の反省点。

サイズです。

作ったのはA4サイズ。
制作当時の私は、「書き込むノートならA4かな!」くらいの感覚で決めてしまいました。

印刷会社のテンプレートをダウンロードし、そのサイズに合わせてデザインを作成。
データを完成させ、ドキドキしながら入稿して……届いた箱を開けてみたら、

でっか!!!

そこでようやく気付きました。

普通のノートって……A5くらいじゃん!

完全にやらかしました(笑)

とはいえ、卒園後のパーティーではみんなでノートを広げて書き込んでいたので、大きなスペースがあったのは結果的によかった部分も。
その後、落書き帳として使ってくれた子や、写真がたくさん載っているので飾ってくれていたご家庭もあったそうです。

でも、次に作るなら私はA5を第一候補にします(笑)

デザインを始める前に、必ず実物に近いサイズを確認!

A4・A5と数字だけで考えず、手元のノートなどを実際に持ってみるのがおすすめです。

オリジナルノートはIllustratorで制作

今回は、プリントパックの「フリーノート印刷」を利用しました。

今回はAdobe Illustratorを使って制作しました。
まず印刷会社から入稿用テンプレートをダウンロード。

そのテンプレートに合わせて、
デザイン制作 → 写真配置 → 入稿データ作成 → 印刷会社へ発注 → 到着後に一冊ずつ梱包
という流れで進めました。

初めて自分で作ったデータを印刷会社へ入稿するときは、本当にドキドキしました。

現在は仕事でも印刷物を制作していますが……今でも入稿するときはちょっとドキドキします(笑)

Illustratorがなくても、Canvaなら挑戦しやすい

Illustratorなんて持ってないよ!

という方も多いと思います。

今なら、Canvaを使ってデザインを作る方法もあります。
無料プランでも使える素材や機能があるので、写真や文字を組み合わせて自分たちでオリジナルデザインを作ることもできます。

実際、私が卒園記念ノートを作ったことを知った友人が、その後Canvaを使ってオリジナルの記念品を作ってくれたそうです。
その報告をもらったときは、かなり嬉しかったです。

自分が作ったものを発信したことで、「私も作ってみよう!」と思ってくれた人がいた。
私が「作ったものを発信してみよう」と思うようになったきっかけのひとつでもあります。

いつかこのブログでも、卒園・卒業記念品に使えるテンプレートを配布できたらいいなと考えています。

限られた予算でも、オリジナルの卒園記念品は作れる

卒園・卒業記念品というと、既製品の中から予算に合うものを探すイメージが強いかもしれません。
でも、印刷会社などを利用すれば、写真やクラスカラーを使ったオリジナル記念品を作ることもできます。

今回のノートも、もともとは「欲しい既製品が予算に合わない」というところから始まりました。
それが結果的に、15人だけの思い出が詰まった一冊になりました。

当時の子どもたちは、もう小学3年生。
わが家のノートも今は棚にしまってありますが、たまーーーーに開きます。

そのたびに、「ああ、こんなに小さかったんだな」と思える。
実用品として使い終わったあとにも残るのが、写真入りの記念品のいいところなのかもしれません。

自分で作っても、デザインを頼んでもOK

こんなの自分で作れるのかな?

と思っている方。

意外と作れます!

Canvaなどを使って、自分たちでデザインするのもひとつ。

一方で、

  • 写真はあるけどデザインする時間がない
  • 入稿データの作り方が分からない
  • せっかくなら完全オリジナルにしたい

という場合は、デザイナーにお願いする方法もあります。

私自身も、卒園・卒業・卒団などの記念品デザインのご相談をお受けしています。
写真や入れたい内容をお伺いしながらデザインを作成し、ご希望の場合は印刷会社への入稿まで対応可能です。

オリジナル記念品デザイン 10,000円〜

写真や思い出を使った、卒園・卒業・卒団などの記念品デザインを承ります。
※制作内容・面数・写真点数などによりお見積りいたします。
※印刷会社への入稿代行も対応可能です。

卒園・卒業の記念品選びに悩んでいる方に、「既製品から選ぶだけじゃなくて、自分たちだけのものを作る方法もあるんだ」と、ひとつの選択肢として参考にしてもらえたら嬉しいです。

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