入学準備で手作りした防災頭巾カバー 〜2年3か月使って分かった失敗と作り直し〜

小学校の入学準備で作ったもののひとつが、防災頭巾カバー。
学校から細かなサイズや形の指定はなく、防災頭巾が入ればOK。体育館などで座布団として使ったり、普段は椅子の背もたれに掛けたりすると聞いていました。

市販品も見ましたが、ゴムを使ったものが多く、ママ友から「使っているうちにゴムが伸びる」と聞いていたのも気になっていて。
それなら、フタ付き・手持ち・肩掛け・椅子の背もたれにも掛けられる形で作ってみよう!

……と、かなり盛りだくさんな仕様で作ったのが、わが家の初代防災頭巾カバーです。

結果から言うと、約2年3か月使ったものの、私の中では完全なる失敗作😂
サイズは窮屈、マジックテープの位置は間違える、ショルダーはねじれる、そして最終的には破損。

今振り返ると「そりゃそうなるわ!」というところもありますが、この失敗があったからこそ、3年生で作った2代目ではかなり改善できました。

今回は、そんな初代防災頭巾カバーを振り返ってみます。

目次

ゴムを使わず、フタ付きの防災頭巾カバーに

入学前に市販の防災頭巾カバーもいろいろ見ましたが、ゴムを使ったものが多く、使い続けるうちに伸びてしまいそうなのが少し気になっていました。

作りも「これがいい!」と思えるものがなかなか見つからず、好みに合うものは価格もそれなり。
だったら作ってみよう!ということで、いろいろな防災頭巾カバーを見ながら考えました。

作ったのは、防災頭巾を入れる部分にフタがあり、椅子の背もたれにも掛けられるタイプ。
さらに持ち手とショルダーも付けて、手持ちでも肩掛けでも持ち運べる仕様にしました。

  • 横:約45cm
  • 縦:約34cm
  • マチ:約4cm
  • 持ち手:約21cm
  • ショルダー:長さ調節可能
  • フタ・背もたれ部分:マジックテープ
  • ショルダー:Dカン2個+長さ調節金具

入学グッズで使った生地を組み合わせました

本体には、入学準備でたくさん使ったミッキーのバルーン柄。
椅子の背もたれに掛ける部分やフタには、グレーの星柄キルトを使いました。

どちらもレッスンバッグや鍵盤ハーモニカケースなどにも使った生地です。

……大量に余っていたんです(笑)

当時の長女は、少しずつ落ち着いた色合いを好むようになっていたころ。

今見るとなかなか賑やかな組み合わせなので、「ちょっとガラガラしすぎたかな?」とも思いますが、特に文句も言わず大事に使ってくれました。

赤いアクリルテープをどうにか使い切りたい!

そして、ショルダーには赤いアクリルテープ。

これは長女が保育園の年少さんくらいのころに好きだった色で、たくさん余っていました。

「これ使おう!」
と思ったものの、年長さんになった娘はすでにパステルカラー好き。

赤はもうお気に召さない🤣
そこで、赤いアクリルテープの上にミントグリーンのリボンを縫い付けることにしました。

これなら赤のアクリルテープも消費できるし、娘が好きな雰囲気にも少し近づけられる!
こういう「家にあるものをどうにか使えないかな?」と考えるのも、ハンドメイドの楽しいところだったりします。

持ち手には、紫のラメ入りアクリルテープを使用しました。

入学グッズをいくつかまとめて作っていると、持ち手などにアクリルテープを使う機会が多かったので、長めに用意しておくといろいろ使えます。

いろいろ参考にしながら、自分が欲しい形にアレンジ

作るときに参考にしたのは、「しろくまノート」さんの防災頭巾カバー。

特に肩ひもを付ける部分などを参考にしながら、サイズや使いたい材料、自分が欲しい仕様に合わせてアレンジしました。

参考にした記事:
⁠しろくまノート「防災頭巾カバー」

フタ、背もたれ部分、持ち手、ショルダー……とパーツが多く、普通のバッグより少し複雑。

私はまち針を使うのがあまり好きではないので、こういうときも仮止めクリップでしっかり固定しながら縫っています。
厚みのあるキルト生地や、パーツが重なる部分を固定するときにもクリップはよく使います。

詳しい作り方はここでは省きますが、当時もいつものように紙にサイズや縫い代、縫う順番などを書き出してから制作しました。

そして完成。

……したのですが。

ここからが今回の本題です(笑)

失敗① 防災頭巾を入れてみたら、キツキツだった

まず最大の失敗。

防災頭巾そのもののサイズを、きちんと測らずに作ってしまいました。

完成サイズは横45cm×縦34cm×マチ4cm。

入らないわけではありません。
ただ、防災頭巾を少しギュッと縮めながら押し込むような感じで、全体的にかなり窮屈でした。

今振り返ると、実際に使う防災頭巾のサイズや厚みをきちんと測らずに、仕上がりサイズを決めてしまったのが一番の原因だったと思います。

さらに、表側だけでなくフタや背もたれ部分にもキルト生地を使っていたため、全体的にかなり厚みのある仕上がりになりました。
これも窮屈さにつながったのかなと思います。

当時の私は、なぜか防災頭巾本体をきちんと測らずに制作スタート。
今なら真っ先に測るのに、入学準備中の私はその工程をすっ飛ばしていました(笑)

この失敗はしっかり覚えていたので、2代目では防災頭巾の実寸を測るところから設計しています。

失敗② マジックテープが……届かない(笑)

そして、これは完全に設計段階のミス。

フタを閉じようとしたら、

本体側のマジックテープに届かない。

……え?🤣

おそらく紙に設計図を書き出したときに、マジックテープを付ける位置を間違えたのだと思います。

もちろん気づいたのは、すでにかなり形になってから。

一度付けたマジックテープを取り、裏地も付いた状態でもう一度縫い付けました。
完成形になってからのマジックテープ付け直しは、とにかく縫いにくかったです(笑)

今なら、フタの長さ・縫い代・完成時のマジックテープ位置まで先に計算して設計図に落とし込みます。
失敗もちゃんと次に活きる……!

失敗③ ショルダーがねじれている

そしてもうひとつ。
写真をよーく見ると分かります。

本来、表側にはミントグリーンのリボンが見えるはず。
なのに途中で、赤いアクリルテープがこんにちはしています。

そう。

ショルダーを取り付ける向きを間違えて、ねじれた状態で付けてしまいました。

リボンはアクリルテープの片面にしか縫い付けていないので、ごまかしがきかない🤣
それでも使用には問題なかったので、そのまま使いました。

このあたりはもう、

うん、使えればOK!

です(笑)

窮屈なまま使い続け、2年生で一度破損

多少の失敗はありつつも、小学校入学からそのまま使い始めました。

ところが、カバー自体が窮屈だったうえ、学校の椅子の背もたれに掛ける部分もパツパツ。
おそらく少しずつ縫い目に負担がかかっていたのだと思います。

2年生の夏休みごろ、とうとう一部が破損。

ただ、その時点ではまだ使える程度で、手縫いで直せるくらいだったので補修して続投しました。

そして3年生の夏休み。

再び破損。

残念ながら破損部分の写真を撮っていなかったのですが、ここでようやく、

「これはもう作り直そう」

となりました。

入学から使った期間は、約2年3か月。
失敗作と言いつつ、かなり頑張ってくれました(笑)

こちらが、約2年3か月使用した初代防災頭巾カバー。

破損した部分の写真は残っていませんが、処分する前に全体の写真を撮っていました。
今見ると、なかなか使い込まれています(笑)

失敗したところも多かったけれど、長女と一緒に小学校生活を過ごしてくれたカバーです。

2代目は、初代の失敗を全部持って設計し直し!

3年生の夏休みに作った2代目では、まず最初に防災頭巾そのものをきちんと計測。

そこから仕上がりサイズを決め、フタ・背もたれ部分・縫い代まで順番に計算していきました。

「入れたいもののサイズ」から逆算して設計したのが、初代との大きな違いです。
さらに、厚みが出すぎたキルト生地もやめました。

そして長女にも、どんなデザインがいいか聞いてみることに。

今度はどんな感じにする?色は何がいい?

黒!

即答(笑)

年長さんのころは何に使うものなのかもよく分からず、特にリクエストもなかった娘。

3年生になると、

「どんなデザインにするの?案見せて?」

と、すっかり依頼する側も成長しました🤣

ショルダーについて聞くと「いらない」とのことだったので、2代目では思い切って廃止。
フリル付き、持ち手付き、椅子の背もたれにも掛けられて、フタも閉められる仕様にしました。

完成した2代目はかなり気に入ってくれて、夏休み中に完成したのに「早く学校に持って行きたい」と言ってくれました。

捨てようとしたら「これはこれで大事なの!」

そして2代目が完成したので、役目を終えた初代。

私の中では完全なる失敗作です。

破損もしているし、結構汚れている。

「よし、捨てよう」

としたところ――

ダメ!これはこれで大事なの!何かに使えない?妹に回す?

……。

そう言ってくれてありがとう!!

作った側としては、もうその一言だけで十分うれしかったです。

しかし母としては、

失敗作を再び世に送り出すわけにはいかない。

妹への引き継ぎは却下🤣

結構使い込んで汚れてもいたので、その後、気づかれぬうちにしれーっと処分しました(笑)

思い出は大事。

でも、失敗作までずっと取っておくのは母的にちょっと……。

失敗したからこそ、2代目ではかなり変わりました

初代は、サイズも仕様も「こんな感じかな?」と組み立てながら作った部分が多くありました。

実際に2年以上使ってみると、

「ここはもっと余裕が必要だった」
「キルトじゃなくてもよかった」
「ショルダーは娘には必要なかった」
「フタやマジックテープの位置はもっときちんと計算しよう」

と、いろいろ見えてきました。

特に一番大きかったのは、実際に使うものを測ってから設計することの大切さ(笑)

2代目では防災頭巾のサイズから仕上がり寸法を決めたことで、初代よりゆったりと入れられるようになりました。

一方で、2代目も実際に使ってみると「フタはもう少し大きくしてもいいかな?」と思うところもあります。

作って、使って、また直す。

こうやって少しずつ自分たちに合う形になっていくのも、手作りのおもしろいところなのかもしれません。

最初から完璧に作れなくても、実際に使ってみると「次はこうしよう」が見えてきます。
初代は私の中では失敗作でしたが、2代目を作るための材料にはしっかりなりました。

まとめ|失敗作も、わが家の入学準備の思い出

入学準備で初めて作った防災頭巾カバー。

約2年3か月使った結果、サイズが窮屈だったこともあり破損し、3年生の夏に作り直すことになりました。

マジックテープは届かない。

ショルダーはねじれている。

防災頭巾はキツキツ。

最終的には壊れる。

こうして並べるとなかなかの失敗作です🤣

それでも長女にとっては「これはこれで大事」と思ってくれるものになっていたようで。

作り手としては、それだけでも作った甲斐があったなと思います。

そして現在使っている2代目には、この初代で失敗したことがしっかり活かされています。

手作りだからこそ、失敗しても次に変えられる。

初代も2代目も含めて、わが家の入学準備の思い出です。

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