小学生の必需品のひとつ、移動ポケット。
わが家では、小学3年生の長女が1年生の頃から使っています。
以前使っていたものがだいぶ汚れてきたことと、好みが「かわいい」から少し大人っぽいものへ変わってきたことをきっかけに、新しい移動ポケットを作ることにしました。
そして、もうすぐ小学生になる年長の次女の分も一緒に制作!
せっかくなら本人たちに好きな生地を選んでもらって、姉妹それぞれの「好き」を詰め込んでみました。
姉妹それぞれの「好き」で作った移動ポケット
今回作った移動ポケットの完成サイズは、約14cm×10cm・マチ2cm。
大きすぎず、子ども用のハンカチとティッシュが無理なく入るサイズです。
以前使っていた市販の移動ポケットを参考にしながら、実際に使っていて「ここにあったら便利!」と思ったものを取り入れました。
- フタ付き
- ティッシュケース付き
- ハンカチ収納
- ハンカチとティッシュの間に小さなポケット
- 裏地付き
- フリル付き
- 約2cmのマチ付き
特に気に入っているのが、フタを開けたところからそのままティッシュを取り出せること。
市販の移動ポケットを探していると、ティッシュケースが付いていなかったり、付いていても子どもには取り出しにくそうな位置だったり……。
「だったら使いやすい位置に作っちゃおう!」と、この形になりました。

ティッシュとハンカチの間には、ちょっとしたポケットも。
長女はリップやプラ板を入れたり、次女は名札を入れたりしています。
なくても困らないけれど、あると意外と便利なスペースです。
長女は「黒がいい!」……そこで母のズボンを再利用

長女は「黒がいい!」……そこで母のズボンを再利用
長女からのリクエストは、とにかく「黒」。
黒がいい
ところが、そのとき家にはちょうどいい黒い生地がありませんでした。
買いに行こうか迷っていたところで目に入ったのが、穴が開いてしまった私の黒いズボンでした。
……これ、使えるのでは?
ということで、思い切って移動ポケットの生地として再利用しました。
裏地には、以前購入して余っていた生成り色の犬柄の生地を使用。
表は黒でちょっとお姉さんっぽく、フリルも黒系でまとめています。

ただし、このズボンの生地は伸縮性があったため、縫っている途中で少し引っ張られてしまうところもありました。
仕上がりには満足していますが、これから作るなら伸縮性の少ない普通地の方が断然縫いやすいです。
着なくなった服を再利用するときは、生地の伸びや厚みもチェックしておくのがおすすめです。
次女は大好きなシマエナガ+水色

次女には、家にある生地の中から好きなものを選んでもらいました。
選んだのは、以前長女の移動ポケットにも使った水色のシマエナガ柄。

紫のシマエナガ柄とも迷っていたので、こちらはティッシュケース部分に採用しました。
さらに、内側にはブルー系のハート柄。

表だけでは見えないところにも好きな柄を入れられるのは、手作りならでは。
家にある端切れを組み合わせれば、少量ずつ残っている生地も活用できます。
水色のフリルは、チアダンスのヘアアレンジに使った残りのチュールリボン。
「これ使えるかも」と取っておいた材料が、ここで役に立ちました。
今回、フリルにはどちらもレースを使用しています。
布でフリルを作るよりも軽やかな印象になり、かわいらしさはありつつ、すっきりと仕上がりました。
長女の黒い移動ポケットに使ったレースは、実際にこちらで購入したものです。
カラーが豊富なので、明るめの色も一緒に購入。
ピアノの発表会では、「リメンバー・ミー」を弾いた長女にオレンジ、「みつばちマーチ」を弾いた次女に黄色を使いました。
移動ポケットだけでなく、衣装やヘアアクセサリーなどにも使いやすいレースです。
移動ポケットは「端切れ消費」にもぴったり
私が普段、生地屋さんでついチェックしてしまうのがハギレコーナーです。
移動ポケットはそれほど大きな布を必要としないので、ハギレでも十分作れます。
「かわいいけれど、1m買うほどではないな……」
という生地を楽しむのにぴったり。
お気に入りの柄だけはネットショップやメートル単位で購入して、それ以外はハギレを組み合わせることも多いです。
お気に入りの生地に、家にある材料を組み合わせても◎
全部を新しく揃えなくても、家にある材料から始められるのがハンドメイドの楽しいところです。
半年使ってみた感想
作ったのは4月頃。
長女はそれから約半年、ほぼ毎日使っています。
今のところ大きなほつれや破損もなく、サイズもちょうどよさそうです。
洗濯するときはネットに入れて普通に洗い、形を整えて干しています。
そして忘れてはいけないのが……
これは本当に大事です(笑)
次女は完成した移動ポケットをとても気に入ってくれたのですが、今年度から園で移動ポケットの使用が廃止に。
残念ながら現在は出番待ちです。
来年度、小学生になって使える日を楽しみにしてくれています。
作って分かった、次回直したいところ
ひとつだけ気になっているのが、次女のフリルの位置です。
フリルを外側までたっぷり出したところ、フタを閉めるときにマジックテープへくっついてしまうことがあります。
本人はあまり気にしていませんが、作った私は気になる……!

そこで後から作った長女の移動ポケットでは、フリルがマジックテープに干渉しないよう内側へ収めました。
次に作るなら、
フリルはフタの中に収める/丈を短くする/マジックテープ部分を避ける
のどれかにします。

失敗というほどではないけれど、実際に使ってみたからこそ分かったポイントです。
自分で選んだ布だから、長く使ってくれる
子どもの好みって、成長とともにどんどん変わります。
長女も以前はかわいい柄が好きだったのに、今回は「黒!」。
それでも、自分で生地を選んで、それがミシンで少しずつ形になっていくところを見ているからなのか、市販品より心変わりが少ないように感じています。
前の移動ポケットも約2年間使ってくれました。
ちなみに制作中、横で見ていた息子は、ミシンの針が上下するたびに自分の頭も上下。
一生懸命ミシンの真似をしていました(笑)。
こういう時間も含めて、わが家の「ものづくり」です。
移動ポケットの作り方も公開予定です
今回の移動ポケットは、いろいろな作り方を参考にしながら、わが家で使いやすいサイズや仕様に調整して作っています。
完成サイズは約14cm×10cm、マチ2cm。
作り方や必要な生地サイズについては、現在レシピを整理中です。
「作ってみたい!」という方にも分かりやすいように、型紙・裁断サイズ・作る順番までまとめて、別の記事で公開する予定です。
入学準備で移動ポケットを探している方や、市販品ではなかなか好みのものが見つからない方の参考になればうれしいです。
お気に入りの端切れがあったら、ぜひ取っておいてください。
小さな布が、子どものお気に入りに変身するかもしれません。

